東京の衆院会館において、北陸新幹線・敦賀以西の「舞鶴ルート」、京都・大阪区間における学研都市を経由する「南部ルート」の誘致実現に向けて、決起大会が開催されました。
 日本の発展に大きく寄与し重要交通網となった東海道新幹線。いまやその卓越した高速鉄道技術は、世界からも評価を受け各国に輸出されているほどです。
 しかし、この東海道新幹線の敷設にあたっては、国鉄への不信(国鉄連絡船の沈没事故)や膨大な建設費、鉄道技術への不安や道路網の充実を優先したい政治家たちの猛烈な反対により、着工に至る道筋すら見えなかったそうです。しかし、この艱難を乗り越えたのは一人の人物・当時の国鉄総裁〈十河信二〉の「敗戦で日本国民が失った自信と誇りを取り戻す」という信念と胆力でした。
 1964年の新幹線開業から50年が過ぎ、日本における新幹線によって育まれた効果は計り知れません。建設費や効率を考えれば、敗戦まもない日本にあって、それは途方もない夢であったに違いありません。しかし、「国土の発展と次代を見据えたインフラ整備」に価値を置いたこの英断は、国の舵取りを正しい方向に導いたと言えるでしょう。今この瞬間の効率やコストだけを判断基準とせず、将来にどのような可能性を生み出すか・・・。
この視点に立ち、必ず南部ルートの実現を獲得していきたいと思います。